学校休んだほうがいいよチェックリスト~院長のつぶやき

一部ニュースに出ていたと思いますが、2022年小中高生の自殺は514人と過去最高だったそうです(文部科学省)。
この影には自殺未遂が何倍いるのでしょう。
とても痛ましいです。
死んでしまったら、無限にひらけていたはずの可能性すべてを失うことになります。

NPO法人『全国不登校新聞社』などが、国立精神神経医療研究センターの松本俊彦先生監修の「学校休んだ方がいいよ」チェックリストを作りました。
LINEで友達登録すればつかえるそうです。
私、LINEやっていないので現物は見ていないのですが、精神科医からすると尤もな項目で、個別の患者さんやご家族にはお伝えしていることがリストアップされているようです。
一つ一つに 「はい」か「いいえ」でチェックすることで答えて行くと、最後に「学校休んだ方がいいよ」「休むことも検討したほうが良いよ」と回答が出てくる仕組です。

それでなくても、少ない子供の悲鳴を届けて、学校しか行く場所のない子たちを追い詰めない。
学校は(教員たちの存在利用を揺るがすのでしょう)結構登校刺激をしてきますよね。
健康な大人になるための学びは学校だけにしかないわけではないこと、子供たちに、不登校でも何とかなるもんだ、少しの折羽を休めて、主体性を取り戻し、学校以外の社会と繋がることで展開が広がるんだということも実感して、自分を大事にすることから始めてみませんか、と伝えたいです。

数日、数週間(時には数ヶ月)休めて、意味ある不登校を過ごせることで、その後の社会性がぐっと広がることも多々あります。
迷っているお父さんお母さん、是非登録して、判断の材料にできたら良いですl

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